みなさんこんにちは(^^)
食品を扱う事業者の皆様は注目です!!
本日は、2020年東京オリンピックに向けた新制度「HACCP」についてご紹介致します。
平成30年6月7日、政府は食品衛生法を改正しました。
2020年東京オリンピックに向けて、「日本の食」の安全性を世界水準に押し上げるためです。
そこで導入されるのが、安全性を確保する衛生管理手法である「HACCP」です。
長いですが、以下、「HACCP」の概要です。
「HACCP」は、事業者が食中毒菌汚染などの危害要員を把握し、原材料の入荷から製品出荷に至るまでの全工程で、危害要因を除去低減させるために特に重要な工程を管理することで、安全性を確保する衛生管理手法をいいます。
この制度が2020年東京オリンピックを目標に、義務化されることになります!
対象となるのは、飲食店を含むすべての食品業者です。ラーメン屋、精肉店、コンビニエンスストア、バー、ホテル、給食センターなどなど、食品を扱うすべての事業者は、「HACCP」に沿った衛生管理を実行することになります。
大変な作業なのか!と思われるかもしれませんが、厚生省によると、事業者の皆様が衛生管理計画を作り、簡便な管理記録を行うという、容易に取り組めるものを想定しているようです。また、必ずしも設備等のハードの整備を求めるものでもありません。
(詳しくは厚生労働省ホームページ)
ただし、飲食業営業許可申請が問題となります。
これまでの申請は比較的簡易と言われてきましたが、今後はHACCP関係書類を提出することになります。今までよりも申請の手間がかかってしまうことになるでしょう。
我々行政書士は、申請書作成のお手伝いをすることができます!
我々にとっても全く新しい仕事です。相談・申請手続の準備を始動していきます!